結論から。Claude DesktopやClaude Codeなら、ターミナルでコマンドを1回実行してブラウザで「許可」を押すだけです。Claude WebやChatGPT Webは、コネクタ(アプリ)としてhttps://mcp.plaud.ai/mcpを登録します。設定後は「先週の打ち合わせの要約を出して」のように話しかけるだけで、PLAUD側の記録をAIが取りに行きます。
この記事について:PLAUD公式ドキュメント(docs.plaud.ai、2026年10月15日確認)にもとづいて手順を整理しています。当サイトでの実機検証は未実施です。画面名やコマンドは変更されることがあるため、うまくいかない場合は公式ドキュメントを優先してください。
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Plaud MCPは、AIクライアントがPLAUDのデータを読み取るための「窓口」です。公式ドキュメントでは、次の操作がAI側から行えるとされています。
| 録音の一覧・検索 | キーワードや日付範囲で録音を絞り込む(list_files) |
| 録音の詳細 | 文字起こしの区切り、ノート、24時間有効な音声ダウンロードURLを取得(get_file) |
| AI要約の取得 | 要約・アクション項目・主要トピックを取得(get_note) |
| 全文文字起こし | タイムスタンプと話者ラベル付きの全文(get_transcript) |
つまり、録音アプリを開いて要約をコピーする代わりに、「火曜の打ち合わせで決まったことを箇条書きにして」とAIに頼めば、AIが該当の録音を探して答えます。溜まった記録を使う側の話は音声記録は溜まると「第二の脳」になるで解説しています。
前提条件
- PLAUDのアカウント(録音がPLAUDのクラウドに同期されていること)
- ローカル接続(Claude Desktop・Claude Code)の場合:Node.js 20以上がインストールされていること
- Web接続(Claude Web・ChatGPT Web)の場合:ブラウザだけで設定できます
手順A:Claude Desktop・Claude Codeの場合
- ターミナルで次のコマンドを実行します。Windowsなら PowerShell、Macなら ターミナル です。
インストーラーがパソコン内のAIクライアントを自動で検出し、設定を書き込みます。npx -y @plaud-ai/mcp@latest install - ブラウザが開くので、PLAUDの認証ページで「許可(Authorize)」を押します。開かない場合は、ターミナルに表示されたURLを手動で開きます。
- AIクライアントを完全に再起動します。Claude Desktopはウィンドウを閉じるだけでは反映されません。Macは ⌘Q で終了してから開き直します。Claude Codeは現在のセッションを終了し、新しいセッションを開始します。
オプション:確認なしで設定したい場合は--yes、ブラウザでのサインインを後回しにしたい場合(リモート環境など)は--no-loginを付けます。
自動検出されないクライアントには、設定ファイルに次の内容を手動で追加します。
{
"mcpServers": {
"plaud": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@plaud-ai/mcp@latest"]
}
}
}
手順B:Claude Web(claude.ai)の場合
- claude.ai の「カスタマイズ」→「コネクタ」を開きます。
- カスタムコネクタを追加し、名前を「Plaud」、リモートMCPサーバーのURLを
https://mcp.plaud.ai/mcpにして追加します。 - 「連携」を選び、PLAUDの認証ページで自分のアカウントであることを確認して許可します。再起動は不要です。
手順C:ChatGPT Webの場合
- 設定 →「アプリ」→「高度な設定」で開発者モードを有効にします。
- 「アプリを作成する」で、名前「Plaud」、サーバーURL
https://mcp.plaud.ai/mcp、認証方式 OAuth を指定して作成します。 - 表示されたPLAUDの認証ページで許可します。
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設定後、AIに「最近のPlaudの録音を一覧にして」と頼んでみてください。録音のタイトルや日付が返ってくれば接続できています。続けて「その中で○○について話した録音の要約を出して」のように絞り込めます。
うまくいかないとき
| 症状 | 対処 |
|---|---|
| Plaudのツールが出てこない | クライアントを完全に再起動する(ウィンドウを閉じるだけでは不十分) |
| 401/「Not authenticated」と出る | AIに「Plaudにログインして」と指示する |
| トークン更新のエラー | ~/.plaud/tokens-mcp.json を削除して再サインイン |
| ブラウザが開かない | 表示されたURLを手動で開く。リモートマシンの場合はポート8199を転送(ssh -L 8199:localhost:8199 user@host) |
| Claude Desktopで「Server disconnected」 | plaud-mcp unsetup && plaud-mcp setup を実行して再起動 |
| Claude Codeで更新が反映されない | npx -y @plaud-ai/mcp clean-plugin のあと /plugin install plaud で入れ直し |
データの扱いで知っておくこと
Web接続(Claude Web・ChatGPT Web)では、録音データと関連情報がPLAUDのMCPサーバー(米国リージョン)を経由します。PLAUDは「リクエスト完了後はデータを保存せず、転送中のみ処理する」と説明していますが、取り扱いはPLAUDのプライバシーポリシーに従います。他人の発言を含む録音や、守秘義務のある内容を扱う場合は、接続前にデータ保管・セキュリティと守秘義務のある職種での注意点をご確認ください。
- 接続を解除したい場合:Claude Codeは
claude mcp remove plaud --scope user、Claude Desktopはplaud-mcp unsetupを実行します - AI側に渡るのは「AIが要求した録音のデータ」です。録音をPLAUDに同期しない限り、MCP経由で参照されることはありません
設定後の使い方の例
- 「今週の録音から、やると約束したことだけ抜き出して」
- 「先月の○○さんとの打ち合わせで出た懸念点を時系列で」
- 「この録音の文字起こしをもとに、お礼のメールの下書きを作って」
- 「半年分の記録で、繰り返し出てきた話題を教えて」
この使い方は、ライフログのように個人の記録を溜めている場合ほど効きます。記録が増えるほど、AIの答えが自分の事情に沿ったものになるからです。
よくある質問
Q. 無料プラン(スタータープラン)でもMCPは使えますか?
公式ドキュメントにはプランによる制限の記載が見当たりませんでしたが、仕様は変わる可能性があります。最新の条件はPLAUD公式のヘルプセンターでご確認ください。
Q. Nottaでも同じことはできますか?
npmに「@notta-labs/notta-mcp」というMCPサーバーのパッケージが公開されていますが、2026年10月15日時点でNotta公式サイトでの案内は確認できませんでした。公式の対応状況はNottaのヘルプセンターでご確認ください。
Q. ターミナルを使ったことがありません。
Claude Web(claude.ai)かChatGPT Webなら、コマンド入力なしでブラウザの画面だけで設定できます(手順B・C)。まずはそちらから試すのがおすすめです。
まとめ
Plaud MCPの設定は、ローカルならコマンド1回、Webならコネクタ登録1回で終わります。設定後は、録音アプリを開かずにAIへ話しかけるだけで過去の記録を使えるようになり、溜めた記録の価値が一段上がります。ただしWeb接続は米国のサーバーを経由するため、機密性の高い録音を扱う場合はデータの扱いを確認してから接続してください。
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